中央区でおすすめの樹木葬!ペットと一緒に入れる樹木葬や低価格な永代供養を提供する霊園は?
東京都中央区から通える樹木葬をご紹介していきます。
ペットとの共葬が可能な樹木葬や、コストパフォーマンスに優れた永代供養オプションなどがついた樹木葬もご紹介します。
ぜひ参考にしてください。
4つの質問で見つかる! Q. お墓は代々継いでいきたいですか?
この記事の目次
中央区周辺のおすすめの樹木葬
中央区にはあまり樹木葬がありません。
そのため、中央区周辺の区でおすすめの樹木葬をご紹介します。
東京都 / 港区 254万円(税込)~ 東京都 / 港区 20万円 東京都 / 江東区 15万円 東京都 / 港区 45.5万円(税込) 東京都 / 港区 7万円(税込)~
アクセス
外苑前駅から274m
泉岳寺駅から223m
三田駅から391m
中央区は東京都心に位置しており、土地が限られています。
高層ビルや商業施設が多く、霊園スペースを確保するのは難しいため中央区自体に霊園はほとんどありません。
近隣エリアで気になる樹木葬が見つかった際は、詳しい資料を取り寄せてみてください。
青山梅窓院墓苑(銀座線「外苑前駅」徒歩約1分)
銀座線の『外苑前駅』から徒歩約1分程にあります。
バリアフリーに対応しており、車椅子やベビーカーでのお墓参りも可能です。
また、休憩所も設けられているため、ご自身のペースでお墓参りができるのはうれしいポイントです。
青山梅窓院墓苑の費用
費用面で安価なのが『梅林苑』です。1名当たり25万円からの利用ができます。
この料金には戒名と埋葬料、粉骨料が含まれています。
もうひとつの『有期型納骨壇付き梅林苑』では、1名当たり60万円からの申し込みが可能です。
道往寺 高輪庭苑(都営浅草線「泉岳寺駅」徒歩約1分)
都営浅草線の『泉岳寺駅』から徒歩約1分の便利な立地にあります。
中央区にほど近い距離にあるので、通いやすいです。
お墓の種類は樹木葬と納骨堂、合同墓があります。
1名から2名で利用できるお墓の取り扱いがあるため、少人数での埋蔵を希望している方に適しています。
道往寺 高輪庭苑の費用
1名用と2名用があり、料金が異なります。
1名用の樹木葬は、1区画当たり100万円です。100万円とは別に、納骨手数料と護持費などがかかります。
夫婦や親子で利用できる2名用の樹木葬は、1区画当たり160万円から利用できます。
2名用とありますが、1名からでも申込可能です。
都心で緑を感じられる
都心に立地していながらも、草木や花が至るところに植えられており、緑を多く感じられます。
宗教や宗派は不問であり、さまざまな方が利用できます。
江東浄苑 樹木葬 惟楽(JR「亀戸駅」から路線バス)
大正14年に創建された、歴史あるお寺の蓮光寺の敷地内にあります。
エレベーターやバリアフリー対応のスロープが設けられており、さまざまな年代の方がお参りできます。
江東浄苑 樹木葬 惟楽のある江東区は、中央区と隣接している自治体であるためアクセスが容易です。
江東浄苑 樹木葬 惟楽の費用
最も安価なのはF区画です。1名用は40万円、2名用は70万円となっています。
埋葬人数が多い場合はA区画がおすすめで、6名までの供養が可能です。
合葬墓は1区画が15万円より利用可能です。
区画ごとに利用できる人数が異なる
区画はA~Fまであり、利用する人数によって異なります。
さらに、A区画~D区画は納骨してから50年間は個別で埋蔵されます。
故人と向き合う時間を設けたい方の希望に応えられるでしょう。
法音寺 三田花苑(三田線・浅草線「三田駅」徒歩約7分)
法音寺 三田花苑は港区に所在しており、最寄駅は三田線・浅草線の『三田駅』です。
中央区と隣接している港区にあるので、交通アクセスの良さが魅力的です。
都会にありながらも緑が多く、四季の移り変わりを感じられます。
「花苑」とあるように、明るい雰囲気が特徴の庭園型のお墓です。
法音寺 三田花苑の費用
法音寺 三田花苑では、1名用から4名用の樹木葬に対応しています。
1名用の樹木葬は45.5万円での利用が可能です。
家族が多い方は、4人用の安(やすらぎ)が適しています。1区画は165.5万円となっています。
穏やかな気持ちでお参りできる
本堂の色彩が豊かで、穏やかな気持ちのままお参りができます。
温かみのある仏画をぜひご覧ください。
宗教や宗派は不問で、檀家とならずに永代供養を受けられます。
芝愛宕の森・光円寺樹木葬(首都高速「芝公園ランプ出口」車で約3分)
東京都港区にある芝愛宕の森・光円寺樹木葬は、車でのアクセスが容易な場所にあります。
首都高速の『芝公園ランプ出口』から、自家用車で約3分で到着します。
駐車場も完備されており、中央区から自家用車で移動したい方も利用しやすいでしょう。
芝愛宕の森・光円寺樹木葬の費用
芝愛宕の森・光円寺樹木葬の永代供養料は、1名当たり7万円からとなっています。
永代供養料とは別に、納骨料11,000円、粉骨料27,500円がかかります。
なお、納骨法要の際のお布施は、上記の費用に含まれていません。
歴史があり落ち着いた雰囲気
光円寺は約400年以上の歴史があるお寺です。
都会の喧騒を忘れさせる静けさが特徴で、故人とゆっくり向き合えます。
中央区周辺の安い樹木葬
中央区周辺から通える、費用が安い樹木葬を紹介します。
東京都 / 港区 7万円(税込)~ 東京都 / 江東区 15万円 東京都 / 江東区 45万円~ 東京都 / 港区 45.5万円(税込) 東京都 / 港区 18万円~
アクセス
三田駅から391m
芝愛宕の森・光円寺樹木葬(首都高速「芝公園ランプ出口」車で約3分)
芝愛宕の森・光円寺樹木葬は東京メトロ日比谷線「神谷町駅」3番出口より徒歩約4分、都営地下鉄三田線「御成門駅」から徒歩約7分の場所にあります。
芝愛宕の森・光円寺樹木葬の費用
利用人数に応じた料金プランが細分化されています。
例えば1名用の料金プランを見てみると『紅葉の碑』や『凛花』『双葉』と、3種類が用意されています。
永代供養料も7万円から40万円と幅があるので、予算に応じて選択しやすいです。
江東浄苑 樹木葬 惟楽(JR「亀戸駅」からバス)
江東浄苑 樹木葬 惟楽は30年もしくは50年の契約期間が設けられています。
契約期間中は管理者が遺骨を管理するため、承継者に負担をかけません。
また、冷暖房が完備されており、季節を問わずにお参りができます。
江東浄苑 樹木葬 惟楽の費用
1名での利用で40万円の費用がかかります。
永代供養料は15万円なので、合計すると55万円となります。
江東慈恩(都営新宿線「東大島駅」徒歩約15分)
江東区にある上妙寺が管理しているお墓です。
都営新宿線の『東大島駅』から、徒歩約15分の場所にあります。
江東慈恩の費用
江東慈恩の樹木葬は2名~5名の区画が用意されています。
2名利用の場合、料金は40万円~となっています。
法音寺 三田花苑(三田線・浅草線「三田駅」徒歩約7分)
港区にありながら、花と緑を感じられる花苑です。
朝7時から配信が始まる『朝のお経ライブ』が好評を得ています。
Facebookアカウントをお持ちの方は、法音寺アカウントを探してみてはいかがでしょうか。
法音寺 三田花苑の費用
1名あたり、40万円~の利用が可能です。
年間維持費は、利用者が生前の間のみ支払いが必要となります。
麻布称名寺 庭苑墓・樹木葬・合同墓(東京メトロ南北線「麻布十番」徒歩約3分)
東京メトロ南北線の『麻布十番』1番出口から徒歩約3分の立地にあります。
また、都営バスでは『二の橋』から徒歩約2分で到着するので、便利な交通手段を選択しましょう。
なお、自家用車にてアクセスする方は、近隣のコインパーキングを利用してください。
麻布称名寺 庭苑墓・樹木葬・合同墓の費用
1区画1名の納骨の場合、必要な費用は48万円です。(管理冥加は年6千円)
1区画2名あれば60万円で利用できるため、安い樹木葬だといえるでしょう。
中央区周辺のペットと一緒に入れる樹木葬
犬や猫などのペットと同じお墓に入りたいと考えている飼い主は多くいらっしゃいます。
中央区周辺から通えて、ペットと一緒に入れる樹木葬をご紹介していきます。
東京都 / 港区 254万円(税込)~ 東京都 / 港区 20万円 東京都 / 江東区 15万円 東京都 / 港区 45.5万円(税込) 東京都 / 港区 7万円(税込)~
アクセス
外苑前駅から274m
泉岳寺駅から223m
三田駅から391m
青山梅窓院墓苑(銀座線「外苑前駅」徒歩約1分)
納骨棚にペットの遺骨を納めます。
最長7年間の契約が可能で、希望により返却も可能です。
納骨後、1年が経過すると合葬されます。
さまざまなペットに対応可能
ペット供養墓があります。対応ペットは、ハムスターのような小動物から大型犬までさまざまです。
大切なペットの大きさに合わせて利用できる点はうれしいポイントです。
なお、申込金として30,000円、年会費として10,000円がかかります。
道往寺 高輪庭苑(都営浅草線「泉岳寺駅」徒歩約1分)
個別納骨型の樹木葬を取り扱っています。契約者全員がお墓に入り、一定期間が経過した後に境内内の土に埋葬されます。
道往寺 高輪庭苑でペットと一緒に入れるお墓は『椛(もみじ)』と『楓(かえで)』の2種類です。
2名用の樹木葬がペット共葬可能
愛するペットと一緒に入れる樹木葬があります。
先述した2名用の樹木葬が、ペット可のお墓となっています。
江東浄苑 樹木葬 惟楽(JR「亀戸駅」からバス)
江東区で初のペットと一緒に入れるお墓です。区画数は1,042区画となっています。
中央区周辺からの交通アクセスがよい樹木葬をお探しの方は、空き状況を確認してみるとよいでしょう。
4名と2匹分のペットが入れる
ペットと一緒に入れるお墓はD区画です。D区画はペット共葬区画であり、4名と2匹分のペットが入れます。
希望すれば年忌法要にも対応しているので、興味があれば問い合わせてみるとよいでしょう。
法音寺 三田花苑(三田線・浅草線「三田駅」徒歩約7分)
法音寺 三田花苑は三田駅から徒歩3分、田町駅から徒歩7分の場所にあります。
ペットの名前の彫刻ができる
ペットと一緒に入れるお墓は『安』と『絆』です。どちらもペットの名前の彫刻を依頼できます。
なお、ペット納骨の際は納骨手数料として33,000円(税込)が必要です。
芝愛宕の森・光円寺樹木葬(首都高速「芝公園ランプ出口」車で約3分)
大切な犬や猫も一緒に入れるお墓があります。ペットを抱っこしていれば、庭園内に連れていくことも可能です。
一定期間は他の方の遺骨と混ざらない
ペットと一緒に入れるお墓は『双葉』と『紅葉の碑』があります。『双葉』は個別埋蔵となるので、他の方の遺骨と混ざる心配がありません。なお、納骨から13年が経過すると合葬されます。
中央区の樹木葬の費用相場
中央区には樹木葬が少ないため、東京都の樹木葬の費用相場をご紹介します。
東京都の樹木葬の費用相場は、約77万円です(ライフドット調べ)。
樹木葬にかかる費用は、埋葬人数(遺骨の数)や、お墓の立地などで変わるため、目安と考えてください。
さらに樹木葬では埋葬方法によっても費用が大きく変わります。
樹木葬の埋葬方法には3種類あり、それぞれの費用相場は以下のとおりです。
合葬型樹木葬
費用相場:5万円~20万円程度
遺骨を納めた骨壺から出して、大きなスペースに他の人の遺骨とひとまとめにして埋葬する樹木葬です。
後から取り出して他のお墓に改葬することはできません。
永代供養料はかかりますが、お墓のシンボルや参拝スペースは共有なため、費用を抑えられるケースが多いです。
集合型樹木葬
費用相場:20万円~60万円程度
遺骨を納めた骨壺や骨袋などを、大きなスペースに埋葬します。
遺骨は他人のものと一緒くたにはなりませんので、後から取り出して他のお墓に改葬することも可能です。
個別埋葬型樹木葬
費用相場:50万円~150万円程度
遺骨を納めた骨壺から出して、大きなスペースに埋葬します。
遺骨は他人のものとひとまとめに混ざりますので、後から取り出して他のお墓に改葬することはできなくなります。
樹木葬にかかる費用の内訳
樹木葬の費用の内訳を知っていれば、今後見積もりを確認する際に便利です。
主な費用の内訳は以下になりますので参考にしてください。
樹木葬の費用の内訳 | 用途の解説 |
---|---|
永代供養料 | 納骨後の遺骨の管理・供養に必要な費用 |
プレート代・彫刻料 | プレートの設置や彫刻に必要な費用 |
埋葬手数料 | 遺骨を納骨する際の費用 |
維持・管理費 | 樹木葬のある墓地・霊園の設備を維持する費用 |
永代供養料
永代供養料は、納骨した後の遺骨を管理・供養してもらうためのお金です。
樹木葬の区画に納骨した遺骨の供養をお任せするために支払う料金を指します。
永代供養付きの樹木葬では、墓地の管理者が家族に代わりに遺骨の管理や供養を行うため、永代供養料が発生します。
プレート代・彫刻料
プレート代は、樹木葬区画に墓石代わりのプレートを設置する費用です。
石材の産地や種類によって値段は異なります。
彫刻料は、プレートに名前や文字を刻む際に発生する費用です。
霊園によっては初期費用に含まれず、別途必要とされる場合もあるため、事前に確認しましょう。
埋葬手数料
埋葬手数料は、樹木葬区画に納骨する際に支払う料金です。
墓地・霊園の公式サイトや広告では基本的に1名分(一回分)の料金が記載されます。
夫婦や家族で複数回の納骨をする場合は、納骨する回数分の料金を支払うのが一般的です。
維持・管理費
維持・管理費は、樹木葬の設備を維持するためのお金です。
金額は墓地・霊園によって若干異なるものの、年間数千円~約1万円が目安です(ライフドット調べ)。
少人数向けの樹木葬ならば、もう少し安く済む場合も多いでしょう。
維持・管理費は、個別区画を利用している場合に発生します。
遺骨が個別区画から合葬区画に移るまで支払い続ける点に注意してください。
年次ではなく契約時に一括して支払うケースもあるため、支払い方法も確認しましょう。
なお、最初から合葬墓を選択している場合、維持・管理費は発生しません。
お墓購入後の維持費用を極力抑えたい場合は、合葬型の樹木葬を選ぶのもひとつの手です。
中央区で樹木葬を選ぶときにチェックするべきポイント
中央区で樹木葬を選ぶときのチェックポイントをご紹介します。
霊園選びに迷ったときは、このポイントを参考にしながら比較検討しましょう。
自分や家族の希望に合う樹木葬が選べるはずです。
樹木葬を選ぶときのチェックポイント
永代供養がセットになっているか否か
樹木葬選びで大切なポイントは、「永代供養がセットになっているか」です。
承継者を必要としないお墓を永代供養墓といい、お墓の維持や管理は霊園の管理者がしてくれます。
お墓の承継者の心配がなく、家族の負担を軽減できるのがメリットです。
樹木葬では承継者を必要としないケースが多いですが、個別埋葬型の樹木葬の中にはお墓の承継者が必要な樹木葬も稀にあります。
お墓は定期的に管理をしないと荒れてしまうので、承継者がいない方は、事前に永代供養がセットになっているかを確認しましょう。
詳しくは以下の解説をご覧ください。
樹木葬の種類
樹木葬を選ぶ場合、「種類」を吟味することも大切です。
樹木葬には次のような種類があり、雰囲気や見た目が大きく異なります。
都市型樹木葬
都市部の霊園・寺院の敷地に設置される樹木葬。
限られた敷地でも運営できるよう、合理的で無駄のない設計が特徴。
ガーデニング型樹木葬
庭園をイメージした樹木葬。
たくさんの草花を植えてデザインするので、都市型よりも自然を強く感じることができる。
里山型樹木葬
山間部の広い土地を利用する樹木葬。
自生する木や植樹した木を墓標にする場合が多い。
樹木葬の種類ごとに特徴や雰囲気がかなり異なるので、実際に見学してから決めるのがおすすめです。
樹木葬遺骨の埋葬方法
樹木葬では「埋葬方法」によって費用や埋葬後の管理方法が変わるのでチェックしましょう。
樹木葬の埋葬方法は主に3種類あります。
合葬型樹木葬
合葬型樹木葬では、血縁に関係なく不特定多数の方と一緒に大きなスペースに埋葬します。
個別の区画がなく、他の方の遺骨とひとまとめにされるため、後から遺骨を取り出すことはできません。
集合埋葬型樹木葬
集合埋葬型では、遺骨を納めた骨壺や骨袋などを大きなスペースに埋葬します。
合葬型とは異なり、他の方の遺骨と区別できるので、後から遺骨を取り出して改装することもできます。
個別埋葬型樹木葬
個別埋葬型樹木葬では、遺骨を納めた骨壺や骨袋などを個別の区画に埋葬します。
3つの型の中では最も一般墓に近く、家族と一緒のお墓で納骨をすることも可能ですが、一定期間を過ぎると合葬されるケースもあります。
お墓に納骨できる人数
「お墓に納骨できる人数」も、樹木葬選びで欠かせないポイントです。
多くの樹木葬では、納骨できる人数に制限があるからです。
樹木葬は、納骨できる人数によって、1人区画、夫婦で入る2人区画、家族で入る複数人区画などに分類できます。
契約をした後から変更できない場合もありますので、納骨できる人数は事前によく確認しましょう。
交通アクセス
「交通アクセス」は、自分だけでなく家族や親戚など、お墓の関係者にも関わるので大切です。
アクセスの良し悪しで、お墓参りをする人の負担は大きく変わります。
アクセスが良ければ頻繁に通って供養できますが、アクセスが悪いと足が遠のいてしまうかもしれません。
将来高齢になった場合や足腰が不自由になった場合も想定して、以下のポイントを意識しながら周辺や敷地内をくまなく歩いてみてください。
- 駅から近いか、または駅からバスがあるか
- 高齢者や障がい者でもお参りしやすいか(手すりやスロープの有無)
- 車で行きやすい場所にあり、駐車場があるか
宗教・宗派の利用条件
「宗教・宗派の利用条件」も大切です。
樹木葬は、基本的に信仰する宗教・宗派が問わないところが多いのですが、特定の宗派の信徒であることが利用条件になっていないかなど事前に確認しておきましょう。
宗教や宗派が問われない利用条件であれば、特定の寺院が管理運営する樹木葬であっても、各寺院の檀家にならずに契約できます。
管理状況や設備
「管理状況や設備」も確認すべき点です。
しっかり管理されていて、設備が充実している墓地・霊園は、利便性が高く手厚い供養ができるでしょう。
霊園や墓地内に以下の設備があると、法要やお墓参りの際に便利です。
霊園や墓地内にあると便利な設備
- 駐車場
- お手洗い
- ゴミ箱
- 屋内の場合はエレベーター
- 屋外の場合はバリアフリー設備(段差の有無)
- 法要施設
- 園内 売店または近隣にコンビニがある
樹木葬のデメリット・メリット
樹木葬は、費用の安さや管理が不要であるというメリットから人気が高まっていますが、デメリットもあります。
それぞれ詳しくみていきましょう。
樹木葬のメリット | 樹木葬のデメリット |
---|---|
墓石のお墓より費用が安い | 一定期間が経過すると遺骨が合葬されることが多い |
緑が多く明るい雰囲気で供養してもらえる | 遺骨を粉骨にしなければいけない場合がある |
永代供養なので継承者が不要 | 家族や親戚の理解を得にくい場合がある |
樹木葬のデメリット
新しい埋葬方法である樹木葬は、一般的なお墓と違った面が多くあるため、「昔ながらの伝統的なお墓」が当たり前だと思っている方は受け入れにくいかもしれません。
樹木葬に対して、具体的にどのようなデメリットがあるのか、確認しておきましょう。
一定期間が経過すると遺骨が合葬されることが多い
樹木葬は、一定期間が経過した後に合葬(がっそう)されるケースが一般的です。
合葬になると、見ず知らずの方の遺骨と一緒に埋葬されるため、抵抗感がある方もいるでしょう。
また、合葬された遺骨は個別に取り出せないので、後から他のお墓に移すことは不可能になります。
遺骨を粉骨しなければいけない場合がある
樹木葬の納骨の仕方は墓地・霊園によってさまざまです。
樹木葬の多くは、指定の容器や袋に遺骨を入れて納骨します。
ただ、墓地・霊園によっては、遺骨を細かく砕く「粉骨」の状態での納骨を条件としているところもあります。
粉骨に対する考え方は人それぞれなので、受け入れがたく感じる方もいるでしょう。
家族や親戚の理解を得にくい場合がある
自分の死後は樹木葬にしてほしいと考えていても、家族や親戚の反対を受ける可能性があります。
樹木葬に対して抵抗感がある方も依然として一定数いるからです。
「先祖代々のお墓を守り、次の代につなげたい」と考える方にとって、永代供養の樹木葬は受け入れにくいものです。
事前にしっかりと話し合い、了承を得るのがよいでしょう。
樹木葬のメリット
樹木葬は、従来のお墓と比較して費用面や管理面などでさまざまなメリットがあります。
お墓の費用を抑えたい方や子どもがいない方、将来子どもに負担をかけたくない方などから、樹木葬が選ばれています。
また、新しい樹木葬墓地は公園のように緑が多いことも好まれる理由です。
一般墓より費用が安い
樹木葬は墓石を用いないため、一般墓よりも購入費用がかかりません。
墓石のお墓(一般墓)の購入には「永代使用料」「墓地管理費」「墓石工事代」がかかります。
墓石工事代には石材費、加工費、彫刻費、工事費などが含まれるため、全体の費用が高額になることもあります。
樹木葬は墓石建立に関する費用がかからないため、1~2名分であれば一般墓よりもお墓購入にかかる費用を抑えられます。
緑が多く明るい雰囲気で供養してもらえる
樹木葬を扱っている霊園の多くは、多くの草木や美しい花が植えられて明るい雰囲気です。
とくに新しく造設された樹木葬霊園は、開放的で公園のようなイメージを取り入れているところも多く、訪れる遺族にとって癒しの場所となっています。
お墓とはいえば、地味で寂しいイメージを持っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
緑豊かな木々や色鮮やかな花に囲まれた樹木葬墓地なら、穏やかな気持ちで故人を偲ぶことができるでしょう。
永代供養なので承継者が不要
ほとんどの樹木葬は永代供養であるため、基本的に承継者は不要です。
お墓の管理者が永代にわたって遺骨を管理してくれるので、お墓のことで子孫に負担をかける心配がありません。
樹木葬を選ぶ理由として、「費用」や「雰囲気」のほかに、承継者が不要であることも大きいとされています。
独身者や子どもがいない世帯、子どもがいたとしてもお墓のことで負担をかけたくないと考える方の増加に伴い、「家族がお墓を守っていく」という慣習が、時代とともに変わってきているのです。
なお、樹木葬のメリットについてさらに知りたい方は以下の解説をご覧ください。
中央区の樹木葬に関するよくある質問
中央区で駅から近い人気の樹木葬はありますか?
中央区内に樹木葬があまりないため、駅近にこだわりたい場合は近隣エリアの樹木葬を検討しましょう。
『青山梅窓院墓苑』は銀座線の『外苑前駅』から徒歩約1分で着きます。
また、他の霊園も知りたい方は「中央区周辺で駅から近い人気の樹木葬一覧」からご確認ください。
中央区で永代供養プランがある人気のお墓はありますか?
中央区内に樹木葬があまりないため、近隣エリアの樹木葬を検討しましょう。
記事内でも紹介した『道往寺 高輪庭苑』や『江東浄苑 樹木葬 惟楽』等が人気です。
そのほか、中央区周辺で永代供養プランがある樹木葬の一覧もご覧ください。
中央区で生前申し込みできる人気の樹木葬はありますか?
中央区内に樹木葬があまりないため、近隣エリアの樹木葬を検討しましょう。
中央区周辺で生前申し込みができる樹木葬には『法音寺 三田花苑』や『江東慈恩』等があります。
そのほか、中央区周辺で生前申し込みできる樹木葬の一覧もご覧ください。