仏式の通夜・葬儀の執り行い方を解説
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後悔しないお墓のために今から準備してみませんか?
終活といっても、生前整理、葬儀、お墓の検討などさまざまです。
そのなかでも「お墓」は、一生に一度あるかないかの買い物ですね。
- 自分のライフスタイルに合ったベストなお墓はどういうものなのか知りたい
- お墓選びで複雑な手順を簡単に詳しく理解したい
- お墓選びで注意するべきポイントを詳しく知りたい
など、数々の不安を抱えている方が多いのではないでしょうか。
お墓の購入に関しては、初めての方が多いため、不安や疑問を持つことは仕方のないことでしょう。
しかし、お墓購入後に後悔することだけは避けたいですよね。
そのためにも複数の霊園・墓地を訪問して実際に話を聞き、しっかりと情報収集することをオススメします。
情報収集するために、まずは気になる霊園・墓地の資料請求をしてみましょう。
この記事の目次
仏式の通夜の執り行い方
ポイント:最近の通夜は家族だけでなく、知人などの弔問客も参列する告別式スタイルが一般的。
遺族・親族だけでなく一般弔問客も参列
通夜には、死者を葬ほうむる前に遺族や近親者、親しい人たちが集います。夜の6時ごろから2時間程度の「半通夜(はんつや)」が一般的です。
しかし、都合で葬儀・告別式に参列できない一般弔問客もいるため、通夜で故人とお別れをするケースが増えています。
まだ故人が若く、現役の弔問客が多い場合は、通夜の客のほうが多いのが普通です。
通夜の進め方は、一般的に、遺族と参列者がそろったところで、僧侶による読経(どきょう)、遺族と参列者による焼香が行われ、通夜は終了しますが、その後、弔問客を酒食でもてなす「通夜ぶるまい」をします(都市部)。
喪主・遺族は弔問客の応対をしない
喪主や遺族は、弔問客への応対をしないで、世話役に任せるのがならわしです。
本来通夜は遺族のものであったので、たとえ会葬者が多くても、あいさつに出向かなくても失礼になりません。焼香のときに弔問客からあいさつされたら、座ったまま軽く黙礼で返す程度で十分です。
席次は血縁の濃い順に
席順は、喪主が柩(ひつぎ)に一番近いところに座るのが一般的です。
祭壇(さいだん)に向かって、右側に喪主、遺族、近親者と血縁の濃い順に座ります。左側には、世話役代表、友人、知人、職場関係者が縁の深い順に座ります。一般弔問客は、係の誘導に従って、祭壇の正面に座ります。
仏式の通夜の進行例
- 僧侶を迎える
僧侶を控室に案内した後、喪主が進行や手順について打ち合わせをします。
↓ - 受付開始
会葬礼状や返礼品を通夜後に渡す場合は、このときに引換券を配っておきましょう。
↓ - 一同着席
喪主と遺族は開始15分前に着席します。
↓ - 僧侶入場・読経
僧侶の入場後、読経が行われます。
↓ - 焼香
喪主、遺族、親戚、来賓、弔問客の順に行います。
↓ - 法話
↓ - 喪主あいさつ
僧侶の退場後、喪主は弔問客にあいさつをします。
↓ - 通夜ぶるまい
弔問客を通夜ぶるまいの席に案内します。
通夜、葬儀・告別式の席次
仏式の葬儀・告別式の執り行い方
ポイント:宗派によって進め方や焼香の仕方も異なるので事前に僧侶、葬儀社に確認する。
葬儀と告別式の意味
葬儀は故人をこの世からあの世へ送る儀式で、遺族や近親者で営みます。告別式は友人や知人が故人とお別れをする場です。
最近では葬儀・告別式としていっしょに行われるのが一般的で、故人を弔(とむら)うだけでなく、遺族が参列者にお礼の気持ちを表す場ともなっています。
仏式葬儀・告別式
仏式葬儀・告別式の進め方は宗派によって異なります。事前に僧侶、葬祭ディレクターと段取りを決めておきましょう。
一般的な葬儀の流れ
- 喪主・遺族入場、着座
- 導師(どうし)入場、着座
- 全員合掌(がっしょう)
- 開式の辞(司会者)
- 読経(どきょう)
続いて告別式に移ります。
- 弔辞・弔電披露
- 読経
- 遺族・近親者の焼香(しょうこう)
- 一般焼香
- お別れの儀(柩に献花など)
- 葬儀委員長謝辞
- 遺族代表あいさつ
- 導師退場
- 出棺(しゅっかん)
弔辞・弔電の扱い方
弔辞は故人の友人などにお願いします。人数は葬儀社の担当者とよく打ち合わせましょう。火葬の時間との兼ね合いもあり、最近は省くこともあります。
弔電の披露は、多数なら10〜15通程度に絞り、代表して5通ほどを奉読します。順序は会社関係者、社会的地位の高い方を優先することが多いようです。奉読できなかった弔電はお名前のみを紹介します。
焼香のしかた
<線香の場合>
右手で線香を1本取り、灯明に近づけて火を移す。
左手を軽く払って線香の炎を納める。
香炉に供えられているほかの線香につかないように立てる。
合掌をして冥福を祈る。
※宗派によって焼香の回数、線香の本数は異なります。僧侶、葬儀社と打ち合わせをするときに確認しておきましょう。
<抹香の場合>
親指・人差し指・中指で抹香をつまみ、お辞儀をしながら目の高さまで持ってくる。
そのまま香炉の上に持っていき静かに落とす。
遺影を見つめ、合掌し冥福を祈る。
※宗派によって焼香の回数、線香の本数は異なります。僧侶、葬儀社と打ち合わせをするときに確認しておきましょう。
■参照元
改訂増補 親の葬儀とその後事典
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平成20年9月30日 旧版第1刷発行
平成29年5月26日 改訂版第1刷発行
著 者:黒澤計男 溝口博敬
発行者:東島俊一
発行所:株式会社法研
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- お墓選びで複雑な手順を簡単に詳しく理解したい
- お墓選びで注意するべきポイントを詳しく知りたい
など、数々の不安を抱えている方が多いのではないでしょうか。
お墓の購入に関しては、初めての方が多いため、不安や疑問を持つことは仕方のないことでしょう。
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