火葬から遺骨法要までの流れを解説

火葬、遺骨法要

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後悔しないお墓のために今から準備してみませんか?

終活といっても、生前整理、葬儀、お墓の検討などさまざまです。
そのなかでも「お墓」は、一生に一度あるかないかの買い物ですね。

  • 自分のライフスタイルに合ったベストなお墓はどういうものなのか知りたい
  • お墓選びで複雑な手順を簡単に詳しく理解したい
  • お墓選びで注意するべきポイントを詳しく知りたい

など、数々の不安を抱えている方が多いのではないでしょうか。
お墓の購入に関しては、初めての方が多いため、不安や疑問を持つことは仕方のないことでしょう。
しかし、お墓購入後に後悔することだけは避けたいですよね。
そのためにも複数の霊園・墓地を訪問して実際に話を聞き、しっかりと情報収集することをオススメします。

情報収集するために、まずは気になる霊園・墓地の資料請求をしてみましょう。

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この記事の目次

  1. 火葬する
  2. 還骨法要を行う

火葬する

ポイント:「納めの式」で、故人と最後の別れをすませる。火葬許可証、埋葬許可証は紛失しないように。

「納めの式」を行う

火葬場では、まず火葬許可証を係員に提出します。普通は葬儀社が代行してくれます。

火葬炉(かそうろ)の前に柩(ひつぎ)を安置してもらい、炉の前の祭壇用の小机に位牌(いはい)や遺影(いえい)などを飾ります。ここで「納めの式」という最後のお別れをします。

僧侶が同行していれば、読経の中で喪主→遺族→親族と、故人と関係の深い順に焼香をします。同行しない場合は、係員の指示に従って焼香のみを行います。

柩を炉に納めるときは、一同合掌(がっしょう)して故人の冥福(めいふく)を祈ります。

火葬が終わるのを待つ

火葬には普通40〜50分、設備によっては1〜2時間ほどかかります。その間、遺族は控え室に用意された茶菓やお酒、お昼ならお弁当で、僧侶や同行者をもてなします。ほかの遺族も近くに待機していることが多いので、静かに過ごしましょう。

なお、このときに残った菓子類は、持ち帰らないのがしきたりです。

骨上(こつあげ)のしかた

火葬が終わったお骨を骨壺に収めるのを「骨上げ」といいます。全員が2人1組になって2つの箸で1つの骨を拾い上げ、骨壺に収めていきます。

多くの場合、初めに歯を、それから足から頭のほうへと順に拾い、壺の中で立った姿になるように収めます。

最後の喉仏(のどぼとけ)の骨は、故人といちばん関係の深い喪主が拾うのが一般的です。

「埋葬許可証」もいっしょに納める

「死体火葬許可証」は、火葬が終わったあと、日付などの火葬場の印が押されることで「埋葬許可証」となります。

お骨といっしょに手渡されますので、紛失しないように骨箱に入れて持ち帰りましょう。火葬場の職員と葬儀社と連携で取り計らってくれますので、遺族はそれを確認するだけでよいでしょう。

「埋葬許可証」は埋葬のときだけでなく、お墓の移転のときも必要ですので、必ず遺骨といっしょに保管し、ほかの場所に移さないようにしましょう。

分骨を希望する場合は、事前に葬儀社に伝えておくと、分骨用の骨壺を用意してくれます。

神式・キリスト教式の場合

神式では手水(ちょうず)の儀、礼拝、玉串奉奠(たまぐしほうてん)と続く「火葬祭」が行われます。

キリスト教では、牧師(神父)の祈り、聖書の朗読、賛美歌(聖歌)の合唱などが行われます。

ただし、仏具が整えられている場合があるので、事前に火葬場へ連絡しておくとよいでしょう。

火葬・骨上げの流れ

①火葬許可証を提出

グレーの矢印

②火葬炉の前で最後のお別れをする

グレーの矢印

③火葬

グレーの矢印

④骨上げ

骨上げをおこなう

グレーの矢印

⑤遺骨と埋葬許可証を受け取る

還骨法要を行う

ポイント:還骨法要と初七日の法要を一度に行うのが一般的。その後、精進落としで僧侶・会葬者をもてなす。

火葬場から家に戻ったら

まず家に入る前に、塩と水で身を清めてもらいます。

仏壇の前、もしくは部屋の北か西に設置した後飾りの祭壇(白布をかけた小机)に遺骨と位牌(いはい)を安置し、遺影(いえい)・花・線香などを飾ります。

後飾りの祭壇には埋葬の日、あるいは四十九日忌の忌明けまで毎日灯明(とうみょう)をともし、故人の冥福(めいふく)を祈ります。後からお悔やみに来た人には、この祭壇にお参りしてもらいます。

還骨法要は初七日を兼ねることが多い

遺骨の安置後、僧侶の読経の中、喪主から順に焼香をします。この還骨法要 (かんこつほうよう)で葬儀はすべて終了します。

都市部では省略されることもありますが、火葬場まで僧侶に同行してもらった場合には行われるのが普通です。続けて行う精進落としの関係から、還骨法要を葬祭式場で行う喪家(そうか)も多くなっています。

もともと初七日は死亡した日から数えて7日目に行われる法要です。

しかし今では遠方の客への配慮などから、還骨法要と兼ね、1日のうちに行うのが一般的になっています。骨迎(こつむか)えのお経の後、続けて初七日のお経をあげてもらうことになります。

精進料理でもてなす

精進落としとは、なまぐさいものを食べない忌中の生活から、ふだんに戻り、いつもの食事を始めるきっかけの儀式です。本来は四十九日の忌明けに行いますが、近年では葬儀後に行われることが多くなりました。

会場は初七日法要を行う場所によって違います。自宅で行えば、自宅や近くの料亭など、葬祭式場や寺院で行った場合は、その場所で行われるのがほとんどです。

僧侶や世話役などお客様をもてなす席でもあるので、遺族は末席に座り、席を回って料理や酒を勧めます。

開会時に喪主もしくは親族代表が、無事葬儀が終わったこと、お世話になったことのお礼を述べます。1〜2時間がめどでしょう。

還骨法要・精進落としの流れ(斎場で行う場合)

①葬儀社の係員に遺骨・位牌・遺影を渡す(係員が祭壇に安置)

グレーの矢印

②僧侶の読経が流れる中で喪主から順に焼香をする

グレーの矢印

③法要終了後、精進落としの案内をする

グレーの矢印

④喪主・親族代表が会葬のお礼を述べる

グレーの矢印

⑤会食中、遺族が接待にあたる(葬儀社の係員が引き出物やお供物を配る)

グレーの矢印 1~2時間後

⑥会食終了のあいさつを述べてお開きにする(喪主もしくは親族代表)


■参照元
改訂増補 親の葬儀とその後事典
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平成20年9月30日 旧版第1刷発行 
平成29年5月26日 改訂版第1刷発行

著 者:黒澤計男 溝口博敬
発行者:東島俊一
発行所:株式会社法研

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後悔しないお墓のために今から準備してみませんか?

終活といっても、生前整理、葬儀、お墓の検討などさまざまです。
そのなかでも「お墓」は、一生に一度あるかないかの買い物ですね。

  • 自分のライフスタイルに合ったベストなお墓はどういうものなのか知りたい
  • お墓選びで複雑な手順を簡単に詳しく理解したい
  • お墓選びで注意するべきポイントを詳しく知りたい

など、数々の不安を抱えている方が多いのではないでしょうか。
お墓の購入に関しては、初めての方が多いため、不安や疑問を持つことは仕方のないことでしょう。
しかし、お墓購入後に後悔することだけは避けたいですよね。
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