お車代の金額や表書きについて解説
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後悔しないお墓のために今から準備してみませんか?
終活といっても、生前整理、葬儀、お墓の検討などさまざまです。
そのなかでも「お墓」は、一生に一度あるかないかの買い物ですね。
- 自分のライフスタイルに合ったベストなお墓はどういうものなのか知りたい
- お墓選びで複雑な手順を簡単に詳しく理解したい
- お墓選びで注意するべきポイントを詳しく知りたい
など、数々の不安を抱えている方が多いのではないでしょうか。
お墓の購入に関しては、初めての方が多いため、不安や疑問を持つことは仕方のないことでしょう。
しかし、お墓購入後に後悔することだけは避けたいですよね。
そのためにも複数の霊園・墓地を訪問して実際に話を聞き、しっかりと情報収集することをオススメします。
情報収集するために、まずは気になる霊園・墓地の資料請求をしてみましょう。
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Q. お墓は代々継いでいきたいですか?
お車代(御車代)とは?
通夜や葬儀の際に僧侶に出向いてもらったら、お礼として僧侶にお車代を渡します。
お車代は、僧侶の送迎をしない場合に用意します。
そのため、お寺で葬儀を行う場合や車を手配した場合には不要です。
また、神官に出向いてもらった時にも渡します。
なお、葬儀の場合には、結婚式のように、参列者にお車代を出すことはありません。
結婚式の場合には、遠方から来られる参列者にはお車代は出しますが、通常、葬儀では喪家側が負担することはありません。
ただし、通夜・葬儀などは急な事なので、宿泊場所の手配などを喪家で行って、宿泊費を喪家側で持つケースなどもあります。
お車代の金額
お車代の金額は5,000~10,000円が一般的です。
ただし、菩提寺が遠方で遠くから来て貰う場合には、1万円で収まらないこともあります。
その場合には、少なくともタクシーの往復分くらいにはなるようにお車代を多く渡します。
お車代の封筒
無地の白い封筒を使い、水引、のしはありません。
お寺に不祝儀事があったわけではないので、封筒は無地の白い封筒を使います。
お車代の表書きの書き方
表書きは、お車代、御車代として、毛筆か筆ペンで、普通の墨で書きます。
喪主の氏名は、御車代よりもやや小さめに、普通の墨で書きます。
僧侶に不幸があったわけではありませんので、薄墨では書きません。
最近は、あらかじめ表書きがプリントされた封筒も販売されています。
お車代を渡すタイミング
御車代は、お布施の袋とは分けて、葬儀が終わってからか、お通夜の前か後に渡します。
お布施・お車代・ご膳料の相場
ご膳料は、僧侶が葬儀や法要の会食を辞退された時に渡すもので、お車代と同じく5,000円~10,000円が相場です。
また、お布施の相場については、コチラのページを参考ください。
葬儀
お布施:30万~100万円(戒名料含む)
お車代:5,000円~10,000円
御膳料:5,000円~10,000円
四十九日
お布施:3万~5万円
お車代:5,000円~10,000円
御膳料:5,000円~10,000円
納骨式
お布施:5万~10万円
お車代:5,000円~10,000円
御膳料:5,000円~10,000円
一周忌
お布施:3万~5万円
お車代:5,000円~10,000円
御膳料:5,000円~10,000円
三回忌
お布施:3万~5万円
お車代:5,000円~10,000円
御膳料:5,000円~10,000円
お布施・お車代などの定額サービスもあります
お寺に法事、法要をお願いすると、お布施の他に、お車代やお膳料、心づけなどが必要になり、一般的には、合計50万円程度が相場と言われています。
ただ、これらの金額は寺院によって異なったり、また後々追加で費用が発生することもあります。
そして、これらが元でトラブルになることもしばしばあります。
そのような背景を受けて、最近では、インターネットで簡単にお坊さんの手配の予約ができます。
菩提寺がない方や、寺院の檀家となることに抵抗のある方は検討してみるとよいでしょう。
監修者コメント
監修者
終活・葬送ソーシャルワーカー
吉川美津子
僧侶・神職の出仕に対してお渡しするものとして、「お布施」「御玉串料」等がありますが、ほかに「お車代」「お膳料」を別にお渡しすることもあります。基本的に遺族側で手配していない場合は、お渡しするものと考えておいた方が良いでしょう。5000円以内ならポチ袋でも良い、と書いてあるサイトもありますが、実際の現場ではほとんど見かけませんので、折らずに入れられるサイズの封筒を用意しましょう。あらかじめ印字されているものを使用しても大丈夫です。「お車代」「お膳料」については糊付けをする必要はありません。受け取った人がすぐに金額を確認できるように、また交通費の支払いとしてすぐに使ってもらえるように、という意味があります。